薬剤感受性試験
- Posted by 姫路獨協大学
- |2013年10月26日
- |学び
こんにちは、
薬学部3回生 山本飛鳥です。
台風続きで大変な毎日ですね。
洗濯物が乾かないので着る服に困ります。
台風27号の影響のお話をすると、この記事を書いている時点では
姫路市は注意報(;´д`)
学生にとって注意報ほど半端なものはありませんよねぇ。
苦労して行って警報出たら帰れって言われるし・・・(´_ゝ`)
帰るころには雨足弱くなることだけ祈っておきましょう。
さて、今回は実習のお話をしようと思います。
薬学部では1回生後期から始まる実習ですが、
私たち3回生が今やっているのは公衆衛生についての実習です。
細菌やカビに関する操作をします。
たくさんありますが、今回は薬剤感受性試験のお話をします。
薬剤感受性試験とは、
抗菌薬や抗生物質が菌に対して効果があるかを調べる実験です。
まず、寒天培地に菌を塗りつけて菌が増えやすい状態を作ります。
ぬりぬり・・・
そこに小さなろ紙片を置いて、薬を染み込ませます。
1つのシャーレに4つ。
手に持っているのは10マイクロリットルきっちり出せるピペットです。
これで準備完了です。
これを培養すると、シャーレ全面に菌が繁殖します。
・・・結果の写真を撮り忘れました(’・ω・`)
培養後のシャーレほど面白いものはないのですが、
手書きの図でご勘弁を。
斜線部分に菌が繁殖しています。
シャーレの隅々まで繁殖していますが、ろ紙の周りだけ繁殖してないように見えますね。
これはろ紙に含ませた薬剤によって菌が繁殖できていないことを示します。
要するに、薬が効いているってことなのです。
円の大きさで効き目が分かります。
左下が一番大きいので一番効いているってことですね。
右下は菌が繁殖しているので、あまり効かない、或いは全く効かないことを示します。
どうですか?
私はとても面白いと思います♪
菌って生命力に満ちあふれているんだなぁ、と。
長くなっていましました。
今日はこのへんで^^
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