尾道探検隊の夏

お久しぶりです。
経済情報学部4回生の宇治友祐です。

大学の夏休みも後半に差し掛かりました。
皆さんは夏休みらしいこと、何かやりましたか?

俺はと言うと……”夏休みだから特別なことをやる”といったことは大してやってこなかったんですが、今年は盛大に遊べる最後の夏だろうということで、本学職員さんの地元、広島は尾道に招待されて満喫してきました。

まずは尾道からしまなみ海道を通って島めぐり!
向島、因島、大三島などなど……
地図が読めない俺は一体どこまで行ったのかよく覚えてないんですが、愛媛の近くまで行ったことは確かです。(笑)

大三島にある、激安の海鮮丼が売りの「大漁」という食事処で昼食を取ろうとした んですが、どうやら地元でも有名な超大人気店らしく、予約がいっぱいで入れませんでした。
店の周りの日陰で予約待ちしてるライダーのおじさん達が印象的(笑)

その後は本土へ戻り、ロープウェイに乗って千光寺へ。
ここからの眺めが絶景でした。

またグルメでお馴染み、うちのゼミの先生が「二度行きたい」とまで言い放ったかき氷店にも、営業時間滑り込みでお邪魔してきました。

こちらは果肉の味がしっかりの残っており、今までに味わったことのない新食感でした。

また、「東京物語」の小津安二郎、「原爆の子」の新藤兼人などの資料が展示されている「おのみち映画資料館」の前も通ったのですが、この2人には特に 明るくないので立ち寄りませんでした。

夕方にぶらぶらした商店街では、獨協のOBの方を紹介していただきました。自分で多数の企業に売り込み、海外に留学し、自家製の飲み物を売っているんだとか。それと並行して尾道のまちづくりプロジェクト(NPO法人)の代表も務めているらしく、その行動力と人生に対する考え方に俺は一人で感動(笑)

感動したり、理想を語ったりするだけで、「徒花に実は生らぬ」とは俺のこと。今できることを黙って淡々とこなしたいと想うばかりです。

行っているプロジェクトは、市民が誰でも参加できる「まちづくり会議」や、尾道へ訪れたアーティストたちの製作現場やボランティアスタッフなどの手配をする「アーティストコーディネーション」な ど、様々。ドキュメンタリー映画の製作も行っているようで、パンフレットを見ながら目をギラつかせていました(笑)

夕食は、プロジェクトの一環である「reacargo(リヤカーゴ)」にて。市民参加型の移動式の屋台です。
尾道駅前にある、海の見えるウッドデッキで、珍しい飲み物とピザを頂きました。
姫路とは何もかも違う風景で、沢木耕太郎の「深夜特急」に出てくるマカオの描写のように、静寂の中にも燃え上がるような熱気があり、一日の疲れを感じさせない圧倒的な安寧の時間を過ごしました。

帰りは山陽道を車で3時間近く。
一日中 色んなところを案内してもらった上に自宅まで送っていただいて、職員さんには頭が上がりません(笑)朝5時起きだったにも関わらず、帰路につくまで一瞬たりとも眠くならないほどに、初めての尾道を満喫しました。

この夏一番の思い出です!

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