おすすめの漫画

こんにちは!
薬学部3回生 山本飛鳥です。

毎日暑いですが、みなさん大丈夫ですか?
そろそろ大学も試験週間に入ります。
夏休み目前というわけです。
嬉しいような、みんなと会えなくて寂しいような・・・。

さて、今日は勉強に追われる人々へ
気晴らしに漫画でも読みませんか?

私が紹介するのはこれです。

『童夢』
著・大友克洋
発行所・双葉社

なんだか毒々しい表紙ですね。
中身もまあまあ、エグかったり気持ちわるかったりするわけですが・・・。
近年の少年漫画の傾向を見ると紹介できないほどではないかな、と。
絵柄によって好き嫌いが分かれると思うので、
そこは自己判断でお願いしたい所です。

作者の大友克洋さん
SF漫画『AKIRA』を描いたり、
SFアニメ映画『スチームボーイ』を作ったり、
実写映画『蟲師』の監督をしたりしています。
一度くらいは聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

私は『AKIRA』『童夢』を持っています。
大友さんの絵は精密で、感覚的で、ある種の人間臭さを伴っていて好きです。
老若男女、その様々な表情と表現が、漫画を最大限に活かしているのだと思います。

まず、『童夢』は既に25人も死んだ状態で始まります
刑事の山川が難航する捜査に頭を抱えていると、次々と怪奇な現象が・・・。
犯人は早々に読者に明かされるのですが、この作品の見どころは犯人の推理ではなく、無邪気で素直な子どもたちのアクションバトルです。

バトルといってもSF漫画ですので、拳と拳で語り合うのではなく、
石を浮かせてぶつけたり
人を操ったり
空を飛んだり
空気をぶつけて遊具を壊したり。
作中では明言されていませんが、サイコキネシス的なものです。

まだまだ書きたいことはありますが、
あんまり書くとネタばれになってしまうので・・・(´・ω・`)
今日はこのへんにしておきます。

ちなみにこの本、
第15回星雲賞コミック部門
第4回日本SF大賞

受賞しているそうです。
古い本ですが、2007年に増刷されています。
気になったらぜひ探してみてくださいね!

それでは~

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