Tough Spirits,Big Heart

こんにちは。経済情報学部四回生の南です。
今回で最後のブログ担当となります。

ちょうど四年前、私はこの大学に入学しました。
特別ここへきたかったわけでもなく、
やりたいことがあるわけでもなく、
「なんとなく」時間が流れるままに
気が付くと大学生になっていました

サークルにも入らず、
仲の良い友達ができるわけでもなく、
変わり映えのない毎日がただ過ぎていくだけでした。

そんな自分の大学生活を180°変えるきっかけとなったのは、
二回生のゼミ選択の説明会

私は、一人の教授のゼミと出会いました。
内容は、新書マラソンに徹底した就活対策
そして衝撃だったのは、そのゼミで10日間
タイへ合宿に行くということ。

「正直うちのゼミはめちゃくちゃキツイ。
甘い考えをもった奴はこないでほしい。」

そうきっぱり言われました。

でも、不思議とそのゼミに魅かれていました。
今まで、しんどいこと、やりたくないことを避けてばっかりきた自分が、
なぜかそこにチャレンジしてみたくなったんですよね。

それは、「変わりたい」と心のどこかで願っていたからなんだと思います。
目の前にチャンスがあるのに、掴まずにいてどうするんだと。

面接を無事くぐり抜け、このゼミに入りました。
最初の言葉通り、内容はかなりハードでした。
哲学について書かれた新書をひたすら一年間読み込んだこと、
終わったと思えば次は一人一冊新書を担当する新書マラソン
家島で学部学年混合の一泊二日のディベート合宿
工場見学に、毎週夜遅くまで行われた就活対策

課題が終わればまた次の課題・・・
という繰り返しで、毎日本当に精一杯でした。
他のゼミメンバーの、着実に課題をこなして自分のものにしていく姿に
ただ追いつこうと必死だったのを覚えています。

そんな中、三回生の春にタイ合宿は行われました。
バンコクで現地の企業訪問などを終え、
みんなでのんびり過ごしたプーケット最終日の夜。

誕生日の近かった私と、もう一人の友達をサプライズで祝ってくれました

合宿中の合間を縫って書いてくれた寄せ書きと
現地でわざわざ用意してくれたバースデーケーキ。

背中を追いかけるばかりで、
なんだか皆の後ろのほうにいる気がしていた自分を
たくさんの仲間が祝ってくれたと。
ずっと一緒にがんばろうと言ってくれたこと。
「南がこのゼミの一員でよかった」という先生の言葉

自分が変わりたいという一心で入った場所で、
気が付けば同じように成長してきた大切な仲間が出来ていました。
そして、二年前より何倍も大きく成長できた自分がいました。

私がこの大学で学んだ一番大切なことは、「チャレンジ」することです。
しんどそうな道なんてひたすら避けてきた自分が
ほんの些細なチャレンジで、自分を大きく変えることができました
ゼミで経験した数々のことが、自分の背中を押してくれるようになりました。

そして、小さなチャレンジは次のチャレンジに繋がります。
3回生のときに参加したインターンシップ先が、今の私の就職先です。

大学の四年間、みなさんにもかけがえのない大切な時間にしてほしいと思います。
どういう自分になりたいのか、自分で決めてみてください。
そのための運は自分で作り出してみてください。
そしてなりたい自分に、自分の足でなってみてください

昨日、3月26日、私は姫路獨協大学を卒業しました。
そして、また新しい一歩を踏み出します。

チャレンジ精神を胸に抱いて!

それでは、またお会いする日まで。

ありがとうございました。

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