粉飾摘発ゲームに挑戦!!

  • Posted by 姫路獨協大学
  • |2013年01月28日
  • 学び

こんにちは。教務課スタッフです。

1月17日(木)経済情報学部の「監査論」の授業で<粉飾摘発ゲーム>を行うということで、見学してきました。

この<粉飾摘発ゲーム>では、学生の各グループが監査法人、監査人になって企業が作成した財務諸表(貸借対照表、現金出納帳、売掛金明細表など)監査を模擬体験します。

持ち時間は40分間

財務諸表に虚偽表示が含まれているかどうかの検証と虚偽表示があればその金額が「重要な虚偽表示」に該当するか判定するゲームです。

各グループは、1チームが6名で構成されます。
主任監査人
現金や品物を確認する係
有価証券を新聞の株価欄で確認し計算する係
売掛金を確認する係

買掛金を確認する係
借入金を確認する係 など
それぞれの役割を決め、作業を分担し、協力しながゲームに挑んでいました。

最初は、どこから手を付けるか・・・グループ内で相談。
現物を確認にするために別部屋に移動し始めると、次々に電卓を取り出して、帳簿をめくったり、新聞を広げたり、監査をすすめていきました。


最後には、各グループ(監査法人)から提出された「監査報告書」を発表しました。

学生は「計算が少しややこしく、自分が担当した部分が間違っていないか心配だったけど、グループで助け合いながらできた」「自分の担当したものの金額が当たっているかどうか、ひやひやしながらやりました。でも、とても楽しかったので、もう一回やりたいなと思いました。」「みんなで力を合わせて答えを導く感じがとてもよかった!」などと感想を話してくれました。

授業を担当されている浦山先生にもお話を伺いました。
「監査を戦略的に行う重要性、粉飾が含まれているかどうかを確認する方法など、模擬体験を通して理解してもらえるようにゲーム化したんです。もちろん、実際の監査はもっと複雑ですけどね。」とおっしゃっていました。

受講生にとっては、実践的な復習の場となったのではないでしょうか。

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